●白い綿状のものは納豆菌の菌膜です。
納豆菌が正常に発酵した状態ですので、安心してお召し上がりください。納豆は、1個1個のトレー容器にて発酵させていますので、発酵後の納豆の表面は全部が同じ様子ではありません。全体に白いものや、一部白いもの、やや茶色くなったものなど、菌膜の張り方や色に違いが生じることがあります。「パキッ!とたれ」の容器では、フィルム(納豆の乾燥を防ぐための薄いシート)をなくしたため、従来の容器よりも白い納豆菌の菌膜が見えやすくなっており、納豆の表面が濡れたように見えることもございます。
ひきわり納豆の菌膜は白い粒のように見える場合もあります。
●白いつぶつぶはチロシンと呼ばれるアミノ酸の結晶です。
長時間10℃以上の場所で保管された場合や、賞味期限を過ぎた場合に、発酵が進んでチロシンが発生します。特にひきわり納豆は大豆を細かくしておりますので、その他の納豆に比べ発酵が進みやすく、チロシンが発生しやすい特性があります。
なお、チロシンは水に溶けにくいため、食しますとジャリジャリとした食感となりますが、アミノ酸成分でお体には害のないものですので、その点はご安心ください。