卵の殻やお魚などの骨、貝殻は、お酢の主成分の酢酸の働きにより、カルシウム分が溶けて、骨が柔らかくなったり、殻が溶けてきたりします。 この働きを利用すると、あさり(殻付)のスープにお酢を入れると、お酢を入れないスープよりもカルシウムを多く摂取できます。
<調理例>2人前
1.だし汁(スープ)400mlあたりお酢小さじ1杯(5ml)入れるとカルシウムは約1.6倍多く摂取できます。
2.だし汁(スープ)400mlあたりお酢小さじ2杯(10ml)入れるとカルシウムは約2.3倍多く摂取できます。
3.だし汁(スープ)400mlあたりお酢小さじ4杯(20ml)入れるとカルシウムは約3.8倍多く摂取できます。
※お酢の量が多くなるほど、カルシウムは多く溶出しますが、同時にお酢の風味も強く感じられるようになります。上の調理例では、「2」まではお酢の風味があまり気にせずお召し上がりいただけると思いますが、「3」では少しお酢の風味が強く感じられるようになります。お好みに応じてお酢を加えてください。
※調理例は、当社メニューサイトに掲載されている「あさりとワンタンのみそスープ」から、ワンタンを除いたもので検証しております。
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